2016年08月02日

ふと思うこと ふと思うこと

こんにちは。

ふと思うことです。

カレーを作りたいと思います。(ここではライスは省略)
材料の準備から始めます。
・じゃがいも・にんじん・豚肉(余裕があれば牛肉?)・たまねぎ・インスタントのカレー粉(楽だから?)…など
調理器具は
・なべ・おたま・ほうちょう・まないた・計量カップ…など

準備も整いました。では作りましょう……何!作れないって!

さあ、何の話だと思いますか?

(例)
「食物連鎖」とは、「植物→草食動物→肉食動物」といった生物どうしの食べる・食べられるの関係をもつつながり、とざっくり言えます。では、次の生物をその関係で説明してみよう。
[ケイソウ・バクテリア・ミジンコ・メダカ・ヤゴ]

「食物連鎖」とは何か。[ケイソウ・バクテリア・ミジンコ・メダカ・ヤゴ]がどんなものか分かる(特に難しい生物ではないです)。こういったことが知識つまり材料です。この材料を使って実際の課題に取り組むのに必要なのが「考える」という作業です。カレーの話はそういう話です。

考える力がなんちゃらといろいろ言われていますが、まず考えるという話をもう少しつき詰めて考えてみてください。
ものを考えるためには知識という原料・材料が必要です。カレーを作れと単に言われても、そもそもカレーとは何かがわからない人、カレーには何が使われているかわからない人には「作れ」という指示はかなり難しいでしょう。カレーとは何か、何が使われているのかをちゃんと教えてあげなければいけません。(例)の「食物連鎖」、[ケイソウ・バクテリア・ミジンコ・メダカ・ヤゴ]がどんなものかをまず知らなければいけません。そしてそのうえで、「考える」という作業が入ります。
「考える」とは「う〜ん、う〜ん」と問題や文字とにらめっこすることではありません。
カレーの作り方を考えるというとき目の前の原材料と調理器具とにらめっこしていてもそれは考えているということにはならないのです。「考える」というと頭を使うことと思われがちですが、頭だけではなく「手」も使わなければいけません。「手」を使うというのはとりあえず「試行錯誤」を繰り返しながらいろいろやってみることです。案外、ここを見落としている場合があります。
カレーの場合、インスタントのカレー粉を手にとれば、なんと作り方が書いてあるではないですか。食物連鎖についても、それぞれの生物を並べ替えればわかるではないですか。そういった作業がないままに、にらめっこを続けていてもそれは時間の無駄、というより本当の意味での「考える」という作業から遠ざかってしまいます。

中学数学の確率の問題、小学算数の場合の数の問題でも、ちょっと書き出してみればわかるものを問題とにらめっこしているだけで先に進まないという人はいませんか。本人は考えているつもりでしょうが、それは考えているうちには入りません。考えるという作業とは知識と試行錯誤による共同作業なのです。

考える力がなんちゃらの前提にはこうした姿勢が必要であることを子どもたちに伝えていくことこそ、本当の意味での考える力を育てる指導ということになるのではないかと思うのですが…。
posted by めがね先生 at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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