2017年10月18日

でざいん(補足)

前回のブログの補足です。

デザインというと,何か形を描き出す,設計するという意味だけにとられてしまうように思われます。もちろん,最終的には形となって描き出され,設計されることにはなります。
ただし,何かを単に描き出す,設計するだけではないのがデザインという営みです。

例えば,街をデザインする,製品をデザインするというとき,それぞれの部分が持つ機能を効果的に結び付けるということまで含める必要があります。

街をデザインするということであれば,機能を集約するのか,分散するのか,機能どうしをどのように結び付けるのか,人の流れをどのように生み出すのかなどを考えて,街の姿が描かれるでしょう。(なんでもかんでも,「箱物」が立ち並んでいても何も機能しないということです。)

製品をデザインするのであれば,どのような機能を,どのように使いやすく配置するのか,人のどのような動きによって反応し機能を発揮するのかなどを考えて,製品が設計されるでしょう。(やたらめったに機能ばかりが詰め込まれていても,使いこなせないままに製品の取り換えがおこなわれてしまうということも,デザインしだいでは起こりうるということです。)

では,教育をデザインするというとどのようになるでしょう。教育が果たすべき機能とは何なのでしょうか。実はこれはこれから大きく変わってくるように予感しています。学校,塾,また他の教育機関であれ,教育の機会であれ,時代の変化により機能(あるいは役割といってもいいでしょう)が変わっていくと予感しているのです。これはどことない予感で,何か根拠があるかと言われれば何となくとしか言えません。ただ,この機能の変化が教育に携わる者の役割,仕事も変えてしまうように思います。そうしたことを踏まえて,これからの教育をデザインするということになります。

どのように学習内容を教えていくか。
どのように子どもたちに勉強への意欲を持たせるか。
どのように学校でいい成績をとってもらえるか。
どのように子どもたちに受験をして上級学校へ進学してもらうか。
どのように子どもたちの進路とかかわりを持つのか。
どのように学ぶことの大切さを伝えていくのか。

こういった課題は今でこそ教育の重要な課題となっていますが,こういった課題の設定そのものが成り立つのかどうかがあやしくなってくるかもしれません。

そうなると,これから教育は子どもたちの成長にどのような役割を担ってくるのでしょうか。単なる勉強,学習の評価が子どもの成長に関係性を生み出さなくなる可能性もでてくるかもしれません。(「単なる」という言葉がついているのは,勉強,学習そのものはまずもって必要であることは確かですが,その評価が単体で,それだけで大切であるということではなくなってくるかもしれないという意味です。)

要するに,将来を見据えてみると,私たち教育に携わるものは,学びというものを再確認し,学びの前にあること,学びの先にあることまで含めて,教育のグランドデザインを描き,そのデザインに必要なパーツを一つ一つ配置していかなければならなくなるかもしれないでしょう。そういうことを踏まえての教育のデザインということを最近考えているということです。

知識の獲得,知識を踏まえた思考といったことは今も,これからももちろん必要なことであるのは確かなことです。ただ,そういったことは場所と時間を多様にアレンジできるようになるのです。そうしたときに,それぞれの教育の場が何をすることができるのか,何をすべきかをもっと深く考えていかなければいけなくなるかもしれません。

大人が受けた教育,今の子どもたちの教育とこれからの10数年の教育は大きく変わっていることでしょう。その時の子どもの姿が最先端。それを認められる教育の従事者でありたいと思っているところであります。

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posted by めがね先生 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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